2021
9.20
特別展示 漫画と絵本で伝えるシベリア抑留 『凍りの掌』『氷海のクロ』原画展

戦争が終わったにもかかわらず、旧ソ連やモンゴルに連行され、何年も強制労働に従事させられた戦後強制抑留者たち、その総数は約57万5千人とも言われます。
戦後76年が過ぎ、彼らが自身の体験を語ることは難しくなっています。
本展では、実父の戦争・抑留体験を描いた漫画『凍りの掌 シベリア抑留記』(作・おざわゆき)と、抑留者の心の支えとなった実在の犬を描いた絵本『氷海のクロ』(文・神津良子 絵・北野美子)の原画を展示します。
これらは、戦争の記憶が風化する中、戦争を体験していない世代の作家が、抑留者の体験を後世へ伝えたいという想いから生み出した作品です。
本展が、シベリア抑留を知り、戦争のことを考えるきっかけとなれば幸いです。

期間 2021年10月6日(水)~12日(火)
会場 九段生涯学習館2階 九段ギャラリー
〒102-0074 東京都千代田区九段南1丁目5−10
時間 9:00~17:00
入場料 無料
休館日 第3月曜日(祝日の場合は次の平日)、12月29日~1月3日は除く

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を実施しています。
状況により入場制限を行う場合や、開催中止あるいは期間短縮となる場合があります。
ご来場前にホームページ等をご確認ください。

→イベント情報ページ

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