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　2024年8月11日(土)〜12(日)の２日間、東京都江東区にある東京ビッグサイトにて、日本最大規模の同人誌即売会「コミケット104」が開催されました。

　体調がすぐれなかったため今年取材に伺えたのは２日目のみでしたが、コミケット準備会のアフターレポートを参考に自分の足で得たものと、２日分まとめての記事とします。

　両日とも猛暑日ではあったものの、運営側も来場者も暑さ対策は整っていて、目立った傷病者は少なかったように思えます。130社も出展のあった企業ブースはやはりゲーム系が多かったですが、自治体や観光協会など販売というよりプロモーションの場としてコミケットを利用する団体も増えてきていたようです。

　協会員の出展者が目立つのは１日目より２日目の方、今年も大勢の出展者がいる中で印象深かったのは初の出展を果たしたウノ・カマキリ氏の姿で、沢山のグッズと新作の同人誌をブースいっぱいに広げて楽しんでいる様子でした。他にも故・みなもと太郎氏の跡を継ぎ新刊を発行、出展しつづけている氏のブースもあり、応援の気持ちをたくさん抱いた２日目でした。

　アフターレポートによると今年は両日13万人、合計26万人の来場者を入れたとの事です。ただ今年は会場を2ホール増やして規模を広げ、なるべく密を回避していたように思います。開催の度に見直しと改善、工夫を加えながらコミケットは続いています。
　次の冬開催では10年続いていた大晦日を外しての開催予定で、これがどういう結果を生むか、その時に見えてくる結果が楽しみです。

＜画像・文：柳生柳＞

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