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1.10「コミックマーケット101」開催
2022年12月30日(金)~31日(土)、東京都江東区・東京ビッグサイトにて、今年で101回目となる日本最大級の同人誌即売会「コミックマーケット(以下C101)」が開催されました。
<1日目 12月30日>
各所ガイドラインに従った感染対策をしっかり設け、一般来場者数は前回より5千人増やした9万人で開催されました。最盛期より人数をかなり減らしているお蔭か、東西の一般サークルブースではゆとりも見えましたが、南の企業ブースに移動するとこちらは打って変わって寿司詰め状態。往年の頃を思い出すほどでした。
そして今回目についたのが、コロナ禍になって以来ほとんど見なかった外国からの来場者。準備会によると、今回初めて海外在住者専用のチケットを扱い見事完売。C101当日は会場にも海外在住者専用の入り口を設けたそうで、お蔭でスムーズな流れも生まれて利便性が高まったそうです。
C28あたりから欠かさずコミケットに訪れている筆者ですが、開催のたび、時流に乗り柔軟な対応開催を続ける準備会の姿は見習うことがとてもあります。
<2日目 12月31日>
協会員の出展者が多くみえるC101の2日目は東西の一般ブースを中心に回りました。
場内は外に行列を伸ばせる所謂「シャッター際」や「外周」、広めのスペースが取れるブースの角地「島」など、大手〜中堅サークル周辺は大きな列や人だかりができて混雑はみられましたが、それでも人数は1日目と同じく、かつては3日間開催で70万人まで膨れ上がったコミケットが2日間開催で18万人まで人数を絞っているので、慣れている人間からすれば随分と楽に感じました。
準備会のレポートによると、今回特に盛り上がっていたのはソーシャルゲームやVTuber系のスペースだったそうで、ここでも新時代を感じられました。
今回のコミケットも特に大きなトラブルもなく終了、次回はまた感染対策のガイドラインをしっかり守りながら、半面、人員定員も通常ビッグサイト1日の定員であるという12万人を目指して検討、努力をしていきたいそうです。
*画像中、マスクを外した姿も一部ありますが、撮影時のみ一時的に外してくださったもので、関係者いずれも感染対策をしっかり行っております。
(画像・文:柳生柳)