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8.15「マンガDE平和」チャリティ色紙ご協力のお願い
本日8月15日、我が国は77回目の終戦記念日を迎えました。
協会では、ちば会長を中心とした有志にて「平和」をテーマとした色紙チャリティオークションの準備を進めております。協会員のみなさまのご協力をお願い申し上げます。
▼募集の詳細
ご送付期日
2022年8月31日(第一回)
2022年9月15日(第二回)
2022年9月30日(第三回)
ご自身お一人の色紙に限らず、協会員同士でご一緒での作画も歓迎です。
ご協力いただける方は、お名前と枚数をこちらのアドレスまでお知らせください。
web@nihonmangakakyokai.or.jp(担当:清水)
送付先のご案内をさせていただきます。
※色紙のご購入費用と送料はご負担をお願い申し上げます。
※お顔出しがOKの作家さまは、色紙をお手に持ったお写真も一緒にご提出いただけますと、告知の際にページがとても賑やかになり助かります。
【色紙の内容についてのご注意】※必ずお読みください
作画内容につきましては、以下の範疇内にてお願い申し上げます。
・著作権、肖像権その他一切の権利の侵害にならない範囲のもの
・特定の国や人物、団体等を想起させないもの
・批判や誹謗中傷をメッセージとしないもの
会員を中心とするチャリティ活動となりますが、色紙のご参加は会員でなくても構いません。
多くのみなさまのご協力を心よりお待ち申し上げております。
ちばてつや会長からのメッセージ
平和について思うこと
暑い夏です。
夏になると、子供の頃に迎えた8月15日を思い出すのです。
私は引き揚げ者です。
大陸の強烈な夏の日差しに縁どられた藤色の木陰で友達と遊んでいたその日、親が勤めていた製紙工場の工場長のところで集まって、玉音放送を聴いた大人たちの打ちひしがれた姿。
そしてその日を境に住んでいたところは突如として外国になり、祖国日本に帰るための逃避行が始まりました。
冬になると思い出す、あの骨まで凍る強烈な寒さと空腹感。
道中体力が尽き亡くなった人はもちろん、軍からはぐれた敗残兵に銃殺を乞う人々もいたと聞きます。
そのひと冬で二十万人以上の人が死にました。
あれから77年、幸い日本では今も「戦後」が続いています。
それを簡単に「平和」と呼んで良いのかわかりませんが、色々不安定な世界情勢の中ではとても恵まれていて、本当に大切な状態だと思います。
一方、世界を見渡すといつでもどこかで戦争や紛争が絶えません。
飢えに苦しみ薬がなくて死んで行く人々が数知れず。
我が日本では、平和だから漫画が描けるし読んでももらえる。
そんな今だからこそ、何かできることはないかといつも考えていました。
これはそんな思いから有志で始めたチャリティです。
2022年8月15日 ちばてつや
▼寄付先について [2022.8.15 13:45追記]
今回のチャリティの寄付金は、世界中の紛争地の医療と人道支援のため「国境なき医師団」へ寄付をいたします。 https://www.msf.or.jp/