2021
12.9
「トキワ荘の少女マンガ」開催

2021年もコロナ禍のまま年末を迎えた。
豊島区トキワ荘マンガミュージアムでは、緊急事態宣言に伴う休館から、宣言解除後はコロナ防止策をしながら予約優先制として再開。9月18日から12月5日までは特別企画展「トキワ荘の少女マンガ」 が開催された。
少女マンガは女性が描いていると思われがちだか女性だけではなく、トキワ荘に住んでいた数多くの男性漫画家も少女マンガを描いていた。この展覧会では手塚治虫氏、寺田ヒロオ氏、藤子・F・不二雄氏、森安なおや氏、石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏、よこたとくお氏、山内ジョージ氏、そして紅一点・水野英子氏の少女漫画の一部を直筆・複製原稿、掲載誌、単行本などを展示。貴重な資料を間近に感じ、1953年から1962年の10年間のトキワ荘漫画家が残した少女マンガのリストが分かる。また、少女マンガ編集者であり「少女クラブ」編集長でもあった丸山昭氏と漫画家たちの交流も紹介された。
次に開催される展覧会は、2021年12月18日から2022年4月10日まで特別企画展「鉄腕アトム-国産初の30分テレビアニメシリーズ-」。引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として入館は予約優先となる。

豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
〒171-0052 東京都豊島区南長崎3-9-22 
TEL:03-6912-7706 FAX:03-6912-7749
https://www.tokiwasomm.jp

(文・写真:会報部 岸田尚)

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