2026
7.14
「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」東京巡回展 開催中

やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム30周年記念
「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」東京巡回展 世田谷文学館にて開催
2026年6月30日(火)~9月6日(日)

 入口のガラスドアに大きく「やなせたかし」とかいてあり、上には虹を描く刷毛。カフェの横にはステージスタイルの撮影スポット、階段を登った入口には「やなせうさぎ」も待ち構えていて、ここまでは写真も自由に撮ることができます。
 入場すると、真っ黒い壁一面の展示に圧倒されます。展示は6つのテーマに分かれています。
 第1章はやなせ氏自身とその人生について。世田谷文学館所蔵の、やなせ氏が学生時代に愛読したと回想している雑誌「新青年」とその挿絵原画も見ることができます。
 向かい合わせの壁は第2章、テーマは漫画と交流関係で、漫画集団での活動や舞台美術、作詞、広告やキャラクターデザインの仕事などなど。中央の部屋に入ると、舞台演出のような手法で素晴らしい展示室が作られていて、世界がガラリと変わって驚きます。
 第3章は詩、第4章は絵本とやなせメルヘン。目玉は「やさしいライオン」絵本の原画展示です。
 第5章はアンパンマンの誕生。アニメや絵本とはちょっと違うコマ漫画や、エッセイ本「アンパンマン伝説」の原画、高知のミュージアムからやってきた大きな絵を楽しめます。東日本大震災後にアンパンマンが被災地の子供達を励ましたエピソードも。
 最後の部屋はエピローグ。やなせ氏のパーティー映像や着用したタキシード、84歳で歌手デビューしちゃったCD、高知新聞の人気連載「オイドル絵っせい」の原画。パーティーでも式典でも、マイクを待つと歌っちゃう。いつもお洒落で、人を楽しませよう、喜ばせようとしていた姿を思い出します。

 やなせ氏の展示はいつも作品数が膨大です。文章も多いので読んでしまい、1時間ではとても見きれません。どうぞ時間をたっぷりとっておでかけください。

関連イベントは講演会や映画上映、音楽劇(※音楽劇は終了いたしました)もあります。
詳細・お申し込みは[世田谷文学館公式サイト]をご確認ください。

→企画展ホームページ

(記事・一部写真:大石容子)

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