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11.12会場新たに「第45回くまんばち展」開催
2024年11月1日(金)〜7日(木)、東京都墨田区浅草にあるギャラリー「墨田公園リバーサイドギャラリー」にて、「第45回くまんばち展」が開催されました。
これまで麻布で開催されていた同展は今年から浅草の隅田川ほとりにあるリバーサイドギャラリーへ舞台を移しました。大きく開けた通路のようなギャラリーはとても広く、全体から3分の1ほどに区切って使うほど。それでも初日は多くの来場者に恵まれて、夕方から近隣のお店で開かれた有志によるオープニングパーティも、とても盛大なものとなりました。
会期中も、浅草は観光客が多いこともあって、連日身内友人に限らず行きずりや外国人観光客もふらりと立ち寄り、人の切れ間も少ないように見えました。そして会場には似顔絵サービスコーナーも設けられていて、そこにも希望者が多く訪れていたということです。
そして、これまで熊手にはじまり風鈴やこけし、招き猫などさまざまな絵付け展示をしてきたくまんばち展名物(迷物?)企画ですが、今年は仮面(マスク)でした。巨大な石破総理大臣面や民族面のようなカラフルなもの、紙粘土でしっかりと作られたものから仕掛けのあるマスク、食品トレーや紙皿を利用して作られたものまで漫画家の遊びと工夫が詰め込まれた楽しい展示になっていました。
少々残念な所があるとすればこのギャラリー、開場は9時と通常より早いのはいいのですが閉場は早く17時に完全施錠。通勤族の方は訪れにくく、最終日の閉場時間も早くなってしまうため、せっかく来てくれても間に合わないままお帰ししてしまったことも。
けれど考えようによっては「年齢的に夜遅いのが年々しんどくなる」といった悩みが解消出来た。元気な人は「二次会まで行かれる」なんていう声も聞こえていたので悪い事ばかりではないのかもしれません。
<画像・文:柳生柳>