2024
9.10
怪異と芸術 展 / 現代美術とゾンビ(ハイチブードゥー教) コラボ 展
日程 2024年9月13日(金)~24日(火)
会期中無休
土日祝日にライブイベントあり
ライブイベント以外は入場無料
会場 悠日
〒320-0838 栃木県宇都宮市吉野1-7-10
(東武日光線・南宇都宮駅からすぐ)
時間 11:00~19:00

→悠日 公式サイト

[企画・プロデュース] マンタム
[出品作家] 阿部光太郎/ 太田翔/ 大石容子/ 川合喬太/ T.T.Angie/ NeQro/ 林美登利/ 牧田恵実/ 真子/ マンタム/ 森園みるく

コラボ展示 shamanismの現在
ハイチブードゥー教における呪物の展示とその社会的背景と解析
アジア アフリカにおけるshamanism呪物 ブードゥー教 呪物展示
[出品者] 吉田こうじ(多摩美術大学オカルト研究会)
●古道具屋アウトローブラザーズと古着屋まごころけもの本舗による「不可解な骨董市」同時開催!!


ごあいさつ

本展示はまぼろし博覧会内に構築されている未確認生物博覧会から始まり幻獣神話展のスタート地点に位置した展示でもあります。かれこれ10年近くカタチを変え展覧会を開催して来ましたが、今回は宇都宮の「悠日」で、ライブなども併せ、これまでのコンセプトをより鋭角にした展示として開催致します。

芸術とされる行為は日常における非日常であり、古代においては祈りと同等の行為でもありました。未確認生物展に於いて曖昧なる存在への人々の飽くなき傾倒は、その願望や恐れを具現化したモノであり、神々さえ不在となった現在に於ける願望、恐れの具現化として展示を考えていました。

今回はコラボとして「shamanismの現在 ハイチ・ブードゥー教における呪物の展示とその社会的背景と解析」で、ブードゥー教での精霊像などの展示が同会場で行われます。
その精霊像の中に、ビザンゴという特異な像があります。フランスの植民地であったハイチは1804年、革命戦争によって独立を果たしました(これは歴史的にみても奴隷による革命の唯一の成功例でもあります。しかしその後はかなり厳しい歴史を経て現在も尚混迷している状況が続いています)。
ビザンゴはその革命の戦士達の像なのです。
ブードゥー教は秘密結社でもあり、植民地時代からのフランスの激しい弾圧を乗り越えて1984年に公認のものになりました。
シャーマニズムそのものは世界各地に残っています。アメリカンネィティブのものはよく知られていますし、色々な事に目をつぶれば神道もシャーマニズムになります。ですが現存して知られているものは既に過去のものであり、伝統として継承されているものが大半であると言って良いと思います。しかしこのビザンゴを作っているのは現地ではアーティストであり、手が届くような過去に実在した彼らの英雄なのです。まだ彼等の世界ではシャーマニズムが生きて歴史を刻んでいるのだなと思います。

今回の展示はアートとして在るべき怪異、非日常を現出させる事でもありますが、本来あった呪と祈りを再度捉え直す事でもあるのです。

マンタム


■ライブイベント
●9月14日(土)・15日(日)

大久保千代太夫一座
宇都宮悠日Vol2 寺山修司朗読劇『唄と言葉』

14日 16:00開場 17:00開演 / 15日 13:00開場 14:00開演
[チケット ] 前売4,500円 / 当日5,000円 学割3,000円 / 当日3,500円
[出演] 大久保千代太夫 清水麻八子 里見遥子 Nico 岩ゲント シミズヒトシ 森永太郎/Spider Tetsu

●9月16日(月・祝) 17:00〜 
りくろあれ
マンタム × 悠日「怪異と芸術」参加作品
r.a.02_09【 夜、歩く、 犬 】舞台劇

詳細 https://ooshimatomoe.net/02-09
予約 https://tiget.net/events/320494

●9月19日(木)
野澤享司ライブ
開場18:30 / 開演19:00
[チケット ] 2,500円

●9月23日(月・祝)
マンタムプロデュース ギャラリー悠日企画展開催記念ライブ
蜂鳥あみ太=4号+pf佐藤真也来襲

16:30開場 / 17:00開演
[出演] 蜂鳥あみ太=4号+pf佐藤真也
[舞台美術] マンタム
[料金] 3500円+D代
[お問い合わせ/予約] 悠日(028-633-6285)

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