公益社団法人日本漫画家協会

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マンガと戦争展 6つの視点と3人の原画から

2015年05月19日掲載

この度、京都国際マンガミュージアムでは、企画展「マンガと戦争展 6つの視点と3人の原画から」を開催します。

今年は、戦後70年という大きな節目を迎えますが、「戦後」文化として大きく花開いたマンガは、戦争の体験から大きな影響を受けている文化だと言えます。逆に言えば、戦後無数に作られてきた「戦争マンガ」を読み解くことで、私たちが、戦争体験というものに対して、どのように向かい合ってきたかを垣間見ることができるはずです。

本展では、6つの視点から選ばれた24点のマンガ作品と、新しい表現の「戦争マンガ」を発表している3人の作家の作品原画を紹介することで、戦後70年を考えるためのきっかけとしていただけたらと思います。


期間:2015年6月6日(土)〜9月6日(日)

時間:午前10時〜午後6時(最終入館は午後5時30分)

休館日:毎週水曜日(ただし、7/22〜8/26の水曜日は開館)

会場:京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1、2、3及び6

料金:無料(ミュージアムへの入場料金別途必要です


6つの視点からの多様な「戦争マンガ」の紹介

評論家・呉智英(くれ・ともふさ)氏とマンガ研究者・吉村和真(よしむら・かずま)氏の監修により選ばれた【原爆】【特攻】【満州】【沖縄】【戦中派の声】【マンガの役割】6つのテーマにおいてそれぞれ、先の大戦をテーマにしたマンガ作品を取り上げ、「戦争マンガ」の、多様で複雑な展開を、解説と共に複製パネルで紹介します。

紹介する作品(一部。作家50音順)

今日マチ子「cocoon」
こうの史代「夕凪の街」
小林よしのり「戦争論」
里中満智子「積乱雲」
田河水泡「のらくろ探検隊」
辰巳ヨシヒロ「地獄」
ちばてつや「家路1945~2003」
手塚治虫「紙の砦」
西岡由香「夏の残像」
花村えい子「君死に給うことなかれ」
百田尚樹・須本壮一「永遠の0」
ほしさぶろう「ひめゆりたちの沖縄戦」
前谷惟光「ロボット三等兵」
松本零士「音速雷撃隊」
水木しげる「総員玉砕せよ!」
水谷青吾・葉剣英「劇画太平洋戦争 神風特別攻撃隊」
村上もとか「フイチン再見!」
本宮ひろ志「ゼロの白鷹」
安彦良和「虹色のトロツキー」 ほか

3作家の原画による新しい「戦争マンガ」の紹介

いま・ここでこその視点及び表現と、普遍性とを併せ持った新しい「戦争マンガ」を発表している3人の作家の作品原画を展示します。

おざわゆき:「凍りの掌」「あとかたの街」
今日マチ子:「cocoon」「いちご戦争」
こうの史代:「桜の国」「この世界の片隅に」