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ジャンケンポン連載50年突破記念「泉昭二展」開催中

2020年12月03日掲載

2020年11月30日(月)〜12月11日(金)まで、東京都中央区朝日新聞社2Fコンコースにて、泉昭二氏の漫画展示会が開催されています。

これは、氏が朝日小学生新聞にて連載中「ジャンケンポン」の原画展で、本作は50年以上にわたり連載を続け、2017年には「1つの4コマ漫画で最も多く発行された回数」としてギネス世界記録にも認定、2018年には漫画家協会賞特別賞も受賞しています。

これはジャン、ケン、ポン、の3姉弟からなる作品で、ほのぼのとした世界観へ時事ネタを軽妙に取り込み、読んだ者みんなの笑顔を誘います。そんな氏の作品をもっと多くの子どもたちに見てもらいたい、と、この度の50周年を記念して進められていた展示企画でした。

ところがこのコロナ禍にて一時中断、この事態が落ち着いた暁には改めて企画を実現するつもりで、まずは記念展という形だけでも行いたいという関係者の意向で今開催の運びとなったそうです。

コンコースのショーウインドウ3面ほどの展示ブースはお世辞にも広いとはいえませんが、その内容の濃さからそれを感じさせず、とても見応えのあるものとなっています。

特に「ジャンケンポンでタイムスリップ!」コーナーは大阪万博や沖縄返還、アザラシのタマちゃんブームなど、連載開始の1969年〜現在まで起きてきた時事ネタを盛り込んだ作品が解説つきで展示、リアルタイムで生きてきた人間はただただおもしろく懐かしく、子どもたちには近代社会の歴史を楽しく学べる仕立てになっています。

このご時世、積極的にお越しくださいとは言えませんが、機会あらば是非ともじっくり触れて欲しい作品のひとつに違いないのは確かです。


なお、朝日学生新聞社・小学生新聞webページにて展示会の様子と泉氏のメッセージ動画などが紹介されていますので、是非こちらの記事もご覧になってみてください。

リンクは以下になります。

https://www.asagaku.com/2019/jkp50/index.html


(画像・文:柳生柳)