2012年度 第41回日本漫画家協会賞 決定

2012年05月11日

2012年度 第41回日本漫画家協会賞 発表通知

 社団法人日本漫画家協会(やなせたかし理事長・会員数約500名)は、漫画文化の普及と漫画界の向上発展をはかる目的のもとに優秀作品を顕彰するため、1972年より「日本漫画家協会賞」を設けています。
 日本漫画家協会賞選考委員会は先に募集いたしました協会賞の候補作品について、5月11日(金)午後1時より社団法人日本漫画家協会事務局に於いて厳正に選考を行った結果、下記の方々に受賞を決定致しました。
 尚、贈賞式は、6月22日(金)午後6時より、帝国ホテルに於いて行います。

2012年5月11日

日本漫画家協会賞選考委員会
委員長  やなせたかし 
委 員  植田まさし ・ 谷川彰英
     小野耕世  ・ 所ゆきよし
     草原タカオ ・ 内記稔夫
     倉田よしみ ・ 花村えい子
     里中満智子 ・ 松本零士
     砂川しげひさ
          
(連絡先)社団法人 日本漫画家協会
〒160-0001 東京都新宿区片町3-1
 YANASE兎ビル
TEL:03-5368-3783
FAX:03-3341-0662
http://www.nihonmangakakyokai.or.jp

──────── 受 賞 者 ────────

◎大  賞(金彩プレート盾、メダル、副賞として賞金50万円)2部門各1名

☆コミック部門
尾田栄一郎(おだえいいちろう)氏
作 品 名 「ONE PIECE」集英社刊
受賞理由 発想のユニークさ、絵のうまさ、ストーリーの展開は、
     やはり現在ナンバーワンである。

☆カーツーン部門
横山キムチ(よこやまきむち)氏
 作 品 名 「ねこだらけ ナイス」 講談社刊
 受賞理由  文字がない。無言の画面である。三匹の猫の動きだけが妙におかし
       い。ついつい引き込まれて読んでしまう。



◎特 別 賞 (銀彩プレート盾、メダル、副賞として賞金20万円)1組

京都国際マンガミュージアム
     「漫画文化への貢献に対して」
受賞理由  廃校になった小学校の校舎を利用するというユニークな発想で作られ
      た公的なミュージアム。観光都市・京都の中心部にあるので今後のさら
      なる発展を期待して賞を贈りたい。


◎文部科学大臣賞 (文部科学大臣表彰状) 1名

竹 宮 惠 子(たけみやけいこ)氏
        「全作品と活動に対して」  
受賞理由  長年に渡るすばらしい作品活動と、大学での漫画教育に情熱を注ぎ、
      大きな成果をあげてきた功績に対して。


※受賞理由の訂正を一部行いました(5月13日)

 
 

出版者(社)への「著作隣接権」権利付与に対する見解

2012年04月02日


出版者(社)への「著作隣接権」権利付与に対する見解



社団法人日本漫画家協会


電子書籍のニーズが高まりつつある現代において、そのスピードを求められる市場に対応しきれず煩雑化する権利処理や、容易な複製がもたらす悪質な権利侵害事案に迅速な対応を求められていることを踏まえ、出版者への隣接権権利付与という提案がなされていることにつき、出版者の提示する獲得理由を元に、協会としての見解を以下にまとめる。


1・電子書籍の流通と利用の促進効果

権利情報管理と処理能力の向上がメリットとするこの主張には一定の理解をするが、それならばむしろ個別の出版者の管理よりも、より広域で一括した管理が可能な、新たな集中処理機構の創設を前提にしたほうが、ユーザーの権利確認や処理の利便性につながり、より健全であると思われる。

またそのことによって、アウトサイダー的な出版者とであっても否応なく権利を持ち合わなければならなくなる、という著作者の不安やリスクを回避できる。

そして、より根本的な問題としては、むしろ権利者の分散による権利処理の煩雑化や、権利者同士の意向の違いによるコンテンツの塩漬け問題、新規参入事業者への過度な障害になるなどの懸念も否めない。

現状の海外巨大プラットフォーム事業社などによる市場の急拡大で、従来紙媒体での出版権により収益をあげていた国内出版者が、その新たな市場に参入し、その勢力に伍するため「隣接権者」という立場を欲することに疑問はないが、その外資の黒船市場に代わり得る国内市場の形成が出来ているわけではない以上、単なる権利取得とその行使に終始し、本来自由であるべきコンテンツの外資市場への参入を滞らせるなど、電子書籍流通の促進、という根本的な目的に逆行する危険性も否めない。
また、多くの出版者が設定してくる電子配信のロイヤリティは、従来の紙媒体と大差がないように見受けられる。
電子配信の国内市場形成における前段階に共有したい認識としては、流通や保管のコスト、制作費などを鑑み、紙媒体とは異なった、先行する電子配信事業社により推移してきたロイヤリティ設定にあわせてゆくことが望ましい。


2・出版物に係わる権利侵害への対応

従来の書籍市場における国内出版者の海賊版対策を鑑みるに、訴訟リスクをとってまで対応しなければならない、経済的影響の大きい侵害案件は非常に限定的であり、個別に対応することが合理的かつ現実的であると考える。
その観点からすると、むしろコンテンツごとの個別委任契約での対応が可能であり、権利侵害対策を理由として出版者全体にあまねく権利付与しなければならないほどの必然性には欠ける、と言わざるを得ない。
また、海外の海賊版に関しても、出版者に権利付与してもその効果については疑問である。

最後に、文芸など文字によるコンテンツと違い、他業界での「原盤」にあたる「原稿」の制作とその費用負担という、隣接権者として負わなければならない義務をも含め、自身のプロダクションで完結させている「漫画」というメディアの著作者団体という立場からは、現段階での出版者への隣接権付与、という提案については、残念ながら否定的にならざるを得ない。

 
 

訃報 名誉会員 寺尾よしたか氏

2012年03月21日

2月1日、当協会名誉会員の寺尾よしたか氏が肺炎のため94歳で逝去されました。
葬儀はお身内のみで行われました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 
 
2012年03月21日

2012年3月15日(木)、YANASE兎ビル3Fに於きまして「年度末総会」が開催されました。
会員の皆さんには、例年通り文書(葉書)でもって招集と換えさせて頂きました。
平成24年度、収支予算案が出席理事により承認されました。

(写真:事務局)

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写真 12
 
 

クリエイター向け著作権意識調査の予備調査として行われるアンケートについて

2012年03月16日

当協会会員で明治大学准教授の藤本由香里氏からの情報です。

明大・慶応大では、クリエイター向け著作権意識調査の予備調査としてインターネット上でアンケートを行っているそうです。

藤本氏は、これからの著作権法はどうあることが一番望ましいかを考える5カ年計画のプロジェクトに関わっているそうです。

興味がお有りの方は、下記サイトからご協力いただければとの事です。

アンケートはこちらから

 
 
2012年02月14日

2012年2月14日(金)午後2時〜4時、会員の為の税金相談会が、当協会の監事 税理士法人金森事務所の税理士金森岳司氏と山根青鬼により行われました。
今年はYANASE兎ビルの3F会議室を使用し、お一人づつよりプライバシーを重視した形での相談会となりました。

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写真 2
 
 

2012年 新年 あけましておめでとうございます

2012年01月05日

会員の皆様からたくさんの年賀状を頂きました。ありがとうございました。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。(事務局)

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2011年12月28日

社団法人日本漫画家協会事務局は、2011年12月29日〜2012年1月3日の間お休みをいただきます。

 
 
2011年09月22日

平成23年9月9日、当協会会員 坂東弘之氏が、尿管癌のため77歳で逝去されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

 
 
2011年08月24日

平成23年8月22日、当協会東北支部会員の日下部政一氏が、急性心不全のため89歳で逝去されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

 
 
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