漫協ニュース

「コミティア127」「ちばてつや教授によるマンガの授業」開催

2019年02月21日掲載

2019年2月17日(日)、東京都江東区にある東京ビッグサイトにて、オリジナル創作系同人誌即売会「コミティア127」が開催、同即売会場内では文星芸術大学卒業製作展特別企画として、同大学で教鞭をとり、当協会会長であるちばてつや氏による「マンガの授業」が開催されました。

今回で127回目の開催となる東京コミティアは年々勢いを増し、今回はフロアも拡大、1F〜4Fの展示室から吹き抜けスペースまでふんだんに使用していて、場内は大勢の来場者と出展者によって大変な賑わいとなっていました。出張編集部には未来の漫画家を夢見て作品を持込む作家の卵たち、会場内はお目当てのブースを目指して目を輝かせる来場者、そして出展者には協会員や、縁のある作家たちの姿も増え、かつてマンガ家協会賞を受賞したあだちのりふみ氏や、今回は地方から、中国ブロック長であるとだかづき氏の姿も見られました。

更に吹き抜けになっている1階アトアリウムフロアで、前出の文星芸術大学卒業製作展ブースでの特別企画として開催されたちばてつや氏による特別授業は、第1部「作画担当としてのキャラクターデザイン、ちばてつや流空気感・間の取り方」第2部はゲストに協会理事である一本木蛮、同じく協会員である姫川明輝両氏を迎えてのトークセッションとして行われました。

第1部は生徒作品を例にとってちばてつや流マンガのテクニックを講義、スラスラとペンタブレットを使い、具体的に講義する氏の姿に生徒も聴講生たちも釘付け、第2部では一本木蛮、姫川明輝両氏による、共に海外で活躍する漫画家としてさまざまな体験や個々の想いが語られたのですが、決して簡単ではなかったその体験に、来場者は真摯に耳を傾けていました。

どちらも最後は来場者からの質問コーナーで授業は締めくくられたのですが、一人一人の質問に対し、誠実に答える漫画家達の言葉はとても優しく、力強さに溢れたもので、途中休憩をはさみつつも、所定時間を大幅に上回っての、とても熱の入った授業でした。

開催の度に新たな試みと、更なる発見を見いだせるコミティアは、地方でも精力的に開催しています、地方在住の方でも、近くで開催の折には是非とも足を運んでみてはいかがでしょうか。


(画像 文:柳生柳)

 

 

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